菅政権に期待すること


突然の安倍政権の辞任により、菅政権が誕生した。
菅政権に期待することを雑記する

①長期政権を築くこと
もう二度と訪れてほしくないと思っているのが、1年ごとに政権が変わってしまうゴタゴタだろう。
政権の安定化には、経済成長がいいということが一番の安定になる。
菅政権の構造改革は、潜在成長率を伸ばす改革が多く含まれるように感じている。それぞれの改革に期待感は高い。
安倍政権の後半は、憲法改正を見据えた動きというのが見られたが、重要性は理解するものの、急いでやらなければいけない課題なのかは、疑問があった。
菅政権は、充実した政治体力を得られた場合は、憲法改正ではなく、構造改革を行って欲しい。菅さんからそこまで憲法改正への思いを聞いたことはないので、期待している。
また、長期政権実現のためには、選挙で勝っていくことが必然になるが、まず明らかなのは、早期解散をした方が勝てるし、その後の政治体力をつけることができるということだ。菅さんからは消去的な意見が聞こえるが、実際のところはどうなのか、気になるところだ。

社会保障の将来を明るくするということ
安倍政権で残念だったのは、モリカケではなく、少子化対策だったのではと思う。
確かに消費税増税による保育園の無償化、高校・大学無償化などは実現できたが、まだ所得制限が厳しく、住民税非課税世帯対象なんてものもある。住民税非課税世帯とはよほど年収が低い世帯だ。

日本の行き詰まりは、ほとんど全ての根源が少子化にあるといっても過言ではないと思う。2、3人目はほとんどお金がかかる、むしろ得するくらいの政策をしないといけない中で、何を削るのか、増税するのか、国債を発行できるのか、難しい議論だが、立ち向かって欲しい。携帯電話料金を4割削減するよりもはるかに重要でしょう。