戸建事情 郊外の地方化

 

多摩ニュータウンなど郊外の都市は空き家が多く、ゴーストタウン化する論が多く見られるが、あまりその通りにはならないと思っている。

 

郊外のゴーストタウン化は、今の区画を前提にしているからなりたっているが、地方都市のように、戸建が大きくなっていくと見ている。

 

隣の家が空き家の場合、廃墟になって寂しい街になるのではなく、安くなった隣の土地を買ってしまい、広い家になるのはではないかと思う。

単純に2倍になるとは思わないが、1.3倍くらいになるイメージなのではないか。かなりゆとりを持った家になると思う。在宅勤務などが増えるにつれて、書斎を欲しがる郊外の家も多いかもしれない。

 

駅近の都心や、かなり広い戸建てを選択する将来は意外と近いかもしれない。そうなると、今、分譲の狭い戸建てを郊外で買うのは、疑問符がついてしまうかもしれない。